Google Workspaceトレーニング

AppSheet Training Blog

Google Workspaceで始める!ノーコード業務改善アカデミー

~誰でも作れる、自社アプリ&ポータルサイト開発トレーニング~

現場の「困った」が積み重なる、業務非効率の現実

多くの企業では、日々の業務の中で「もっとこうなれば良いのに」という小さな課題が蓄積しています。それらがDX推進の障壁となっていませんか?

1. データ管理の煩雑さ

Excelや紙ベースでの業務が中心。最新版が分からず、情報が散在し非効率な状態です。

2. 情報の属人化と共有不足

特定の担当者しか業務プロセスやデータを知らず、情報が共有されないため、改善アイデアが出にくい環境です。

3. システム開発の壁

改善アイデアがあっても、IT部門への依頼や外注が必要で、実現までに時間がかかる、または諦めてしまいます。

現場が抱える小さな業務課題を、現場自身で解決できる「社内開発人材(Citizen Developer)」の育成が急務です。

現場主導のDXを実現する「ノーコード開発」の可能性

本トレーニングでは、使い慣れたGoogle Workspaceのツール群を活用します。コーディング不要で、現場のニーズに合ったツールを自分たちで構築するスキルを習得します。

ツール 役割 業務改善への貢献
Google Forms / Sheets データ収集・管理 紙やExcelの入力作業をデジタル化し、データの一元管理を実現。
Google Sites 情報のポータル化 必要な情報、アプリ、ダッシュボードへのアクセス窓口を誰でも簡単に構築。
AppSheet モバイルアプリ開発 コーディング不要で、現場のニーズに合ったデータ入力・承認アプリを数日で開発。
Looker Studio データ可視化 専門知識なしで、収集した業務データをリアルタイムで分析・ダッシュボード化。

「知る」から「作る」へ。

お問合せはこちらから

「ノーコード業務改善アカデミー」トレーニング概要

本アカデミーは、座学と実践(ハンズオン)を組み合わせ、自社の課題を解決できる人材を育成するための集中プログラムです。

目的

自社の業務課題を自分たちで解決できる“社内開発人材”を育成し、「現場主導のDX」を実現する。

対象者

DX推進担当者、現場の業務改善担当者、およびGoogle Workspaceの活用を強化したい全ての方。

期間と形式

全5日間(合計10時間)。1回2時間のオンラインまたは対面トレーニング形式で実施します。

特徴

ハンズオン中心。座学だけでなく、実際に自社の業務をテーマにアプリやポータルサイトを試作します。

全5日間のカリキュラム概要

5日間のステップバイステップ学習で、基礎から実践的なアプリ開発、課題発見ワークショップまでを網羅的に学びます。

日程 テーマ 学習内容 成果物
Day 1 Google Workspaceの全体像と基礎操作 – Google Workspaceの役割と活用事例- Google Formで入力フォーム作成- Google Siteで社内ポータルを構築- Sheetsでデータ連携を体験 自社問い合わせフォーム+簡易ポータルサイト
Day 2 データ活用とアプリ開発入門 – AppSheetでアプリを自動生成- データ編集・承認フロー設定- Looker Studioでダッシュボードを作成 簡易アプリ+業務データダッシュボード
Day 3 自社業務の課題発見ワークショップ – 各部署の業務プロセス整理- 課題洗い出しと改善目標設定- データ収集と可視化の必要性 改善テーマ・課題マップ
Day 4 アプリ設計とチーム開発 – UI設計とユーザー権限設定- ワークフロー自動化(AppSheet Actions)- 開発チームごとの実装支援 部署別アプリ試作版
Day 5 成果発表・共有会 – 各チームによる成果発表- 改善効果と今後の展開を共有- 導入後サポート説明 各チームの完成アプリ+発表資料

Day 1: Google Workspaceの全体像と基礎操作

学習内容: Google Workspaceの役割と活用事例、Google Formでの入力フォーム作成、Google Siteでの社内ポータル構築、Sheetsでのデータ連携を体験します。

成果物: 自社問い合わせフォーム+簡易ポータルサイト

Day 2: データ活用とアプリ開発入門

学習内容: AppSheetでアプリを自動生成し、データ編集・承認フローを設定します。さらにLooker Studioでダッシュボードを作成します。

成果物: 簡易アプリ+業務データダッシュボード

Day 3: 自社業務の課題発見ワークショップ

学習内容: 各部署の業務プロセスを整理し、課題の洗い出しと改善目標を設定します。データ収集と可視化の必要性を定義します。

成果物: 改善テーマ・課題マップ

Day 4: アプリ設計とチーム開発

学習内容: UI設計とユーザー権限設定、ワークフロー自動化(AppSheet Actions)を学びます。開発チームごとの実装支援も行います。

成果物: 部署別アプリ試作版

Day 5: 成果発表・共有会

学習内容: 各チームによる成果発表を行い、改善効果と今後の展開を共有します。導入後のサポート説明も行います。

成果物: 各チームの完成アプリ+発表資料

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目標到達イメージ (Before → After)

Before (受講前)

  • Excel・紙中心の業務管理
  • 情報が共有されず属人化
  • 改善アイデアが実現しにくい
  • 管理者だけがデータ分析

After (受講後)

  • Googleアプリでデータ一元化
  • Google Siteで全員アクセス可能
  • AppSheetで自分たちでアプリ開発
  • Looker Studioで誰でも可視化

導入実績

導入企業例

業界

導入目的

成果(Before → After)

A製造株式会社

製造業

現場からの設備点検報告のデジタル化

点検報告工数50%削減。点検記録が即時データ化され、故障予兆検知に活用開始。

Bサービス有限会社

サービス業

顧客アンケート収集と分析の迅速化

アンケート集計時間を7日間から1日に短縮。顧客満足度改善施策のPDCAサイクル高速化。

C物流パートナーズ

運輸・物流

運行日報の電子化と承認フローの自動化

紙ベースの日報管理を廃止。承認待ち時間が平均3時間から15分に短縮

お見積のご依頼はメール(cs@isaap.id)にてご連絡ください

Comments

  1. このトレーニング、面白そうだけど「管理者だけがデータ分析」の世界から脱出するってのがちょっと「現場主導のDX」チックすぎない? AppSheetで自分たちでアプリ開発、それって「部長のスマホで一括承認」が夢に見られるかも…?まあ、紙とExcelの終焉は必至だけど、結局「誰でも簡単に構築」するのが一番じゃん? Looker Studioでリアルタイム分析、これで「〇〇さんのセールス目標は明日中に達成!」って連絡が来る日が来るかも?「導入実績」も凄いけど、いざ自分の会社に入れたらどうなるか、ちょっと心配な気も…。まあ、とにかく「コーディング不要」ってのがすごい!